2005年07月06日

小山ファイターズに思う


ちょっと個人的な話になりますが、
昔、手縫いのグローブに棒切れをバットにして野球をやったことのある父兄もいらっしゃるのではありませんか?
人数が集まらないときは三角ベースでした。
近所の名前も知らないおじさんがアンパイヤをしてくれたり・・

まれに広場での野球のときに、取っ組み合いの喧嘩になることもありました。
でも、その後は前にも増して仲良くなれたものです。
今思えば大切な思い出です。
別に喧嘩を勧める気はありませんが、子供たちには肌を触れ合う交流、遊びを経験して欲しいと思っています。

テレビゲームで痛みの伴わないバトルゲームやコンピュータを相手に一人でする野球やサッカーゲーム。
思うようにならなければ、すぐリセットして最初からやり直し。

何か違うな〜と感じながらの子育ての中で出会った少年野球チーム。
自分の息子も入団してからは、ずいぶんと変わってきました。
「キレやすい」性格も徐々に落ち着いて来たように思えます。

そして何より大人の自分が、子供たちとの関わりの中から忘れていた何かを取り戻させて貰っているような気がします。

スポーツ音痴な自分がいて
子供にスポーツマンになって欲しいと願う自分がいて
自分が出来ないことを
自分に代わって
一生懸命やってくれる監督やコーチがいる。
そして世話役、父母の方々がいる。

感謝の代わりに
時間が許す限り
このチームに関わっていきたいと思います。

(2004.9.10 “少年野球に魅せられ始めた父”さんからの寄稿)
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