2009年02月10日

声の秘密 4

2月10日

昨年からファイターズにお世話になって常に思う事は、
選手の声の大きさが小さいなぁと思うんだな。
声は大きさは、体格、肺活量、口の大きさ、息をはく力、などなど
色々原因はあるんだけど、練習や試合で大きい声が出せない選手でも、
試合や練習以外では大きい声が出せる選手もいれば、
やはり小さい声になってしまう選手もいるね。

ま、それはさておき、
監督、コーチはなぜ大きい声を出すように言うのかなぁ?
チームメイトと一緒に野球をするとか、何処に投げたらいいかとか、
隣の選手とぶつからないようにするとか、
色々あるけど人の体には実はもっと凄い仕組みがかくれているんだな。

例えば、
テレビのテニス中継で選手がサーブを打つ時に『アッ!』とか『ウワァ』とか
声を出して打っているのを見た事があるかな?

オリンピック中継とかで重量挙げの選手がウエイトを持ち上げる時
『いぃぃぃぃやぁぁあっ』と言いながら顔を真っ赤にして持ち上げている所も見た事があるかな?

ちょっと違うけど、卓球の福原愛選手がスマッシュを決めた時に
『サーっ』って言って力拳を握っている所はどうかな?

もっと身近な所では、アニメメジャー主人公の吾郎君が最大のライバルと対戦する時
『ぬおぉぉぉぉぉぉ〜』って言いながら投球するシーンがあるよね。

一流の選手は一生懸命プレーしているから力を出す時
自然に声が出てしまうと思いがちですが実は違います。
一流の選手も実はちゃんと声を出す練習をしてきているんだよ。
だから、ここ一番って時に声が自然に出るようになったんだな。

声を出す事と、力をだす事なんて『そんなのかんけーねぇ』なんて事はないんだよ。
人の体って『声がでた!』って脳が感じると、
脳は『おっ!力出さなくちゃ!』って自然に反応してくれるんだよ。
自分の声は『心のスイッチ』なんだ。

みんなも、とっても重い荷物を持ち上げる時とか、なにげに声が出ていたりしないかな?
今度、そんなふうに思いながらすごしてごらん。
じゃぁ、野球で例えると、守備で『さーこい!』ってみんな言い続けると、
脳は『ん?ボールが来るのかな?力出さなくちゃ!』ってなるんだよ。
バッターボックスに立ってから『花は桜木!男は。。。』(古すぎますね)
『さーこーい』って言うと、これから来る球をバットでたたかなくちゃって思うんだよ。

どうかな?声の大事さがわかって来たかな?

すぐには出来ないかもしれないけど、少しづつ出せるように頑張ってみよう。
コーチもどうやったら大きい声が出せるようになるか調べてみるからさ!

大吉

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